ダイバーシティ
ダイバーシティの推進
ビジネス環境の変化に迅速に対応する必要性や、社内の要員構成の大きな変化を見据えて、今後、女性や高齢者、障がい者などさまざまな人材がより活躍できるよう取り組みを推進してまいります。
● 女性活躍推進の取り組み
ワタミグループは、企業活動において、女性が活躍できる環境を整えていくことの必要性を認識し、女性が働きやすい職場づくりに取り組んでいます。女性が将来にわたり活躍し続けるためには、結婚や出産などに合わせた人事施策が必要です。ワタミグループでは女性活躍推進目標値を「2025 年度末までの女性社員1 年目離職率10% 未満」としました。その結果 2021 年度の実績は、10%(※)でした。2025 年度まで引き続き入社1 年目女性社員の離職率10.0%未満を目標値とし、残業時間の削減、有給休暇の取得促進、インターバル制度や短時間勤務制度の導入などの取り組みを積極的に行い、女性が長く働くことができる環境を整え離職率の低減を図っていきます。
※平成30年度新規学卒者の1年目における宿泊業・飲食サービス業の離職率は21.7%(出典:厚生労働省)
【従業員関連データ】
取り組み | 実績(2024年3月末日時点) |
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2023年度採用者における女性の採用割合 | 正社員33.0% |
パートタイマー57.2% | |
2023年度管理職の男女比率 | 女性19.1%(58名) |
男性80.9%(246名) |
※女性管理職の割合平均8.9% 出典:帝国データバンク
● 外国人活躍推進の取り組み
海外事業では、東南アジアを中心に8地域(香港、台湾、マカオ、中国(深圳・上海)、シンガポール、フィリピン、韓国、ベトナム)に出店しております。そのうち直営店舗として展開している4地域(香港、台湾、中国(深圳・上海)、シンガポール)では、全て現地採用のスタッフが社長として活躍しております。
取り組み | 実績 |
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外国人社員の採用 | 15名(うち店長4名) |
● 出産・育児・介護への支援
男性女性ともに、社員が出産・育児・介護などに携わりながら職場で継続的に能力が発揮できるよう、出産・育児・介護に関する支援・休職など各種制度を導入しています。法律に基づく対応をはじめ、時間短縮勤務や深夜就労・残業の制限などを行い、出産・育児・介護をしやすい環境をつくっています。
取り組み | 実績(2024年3月末日時点) |
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育児休業取得率 | 女性100% / 男性23.1% |
※参考データ
育児休暇取得率 | 女性 | 男性 |
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全国平均 | 81.6% | 12.65% |
飲食・宿泊平均 | 58.7% | 13.59% |
(出典:厚生労働省 令和元年 雇用均等基本調査(速報版)育児休業取得者割合)
● 障がい者雇用の推進
障がいの有無を超え、ともに働く仲間として学び合い、ともに成長することを目標に、障がい者の雇用に取り組んでいます。障がい者の方に、働く場を提供するだけでなく、ワタミグループの一員として社会に貢献し、やりがいをもって仕事に取り組める環境をつくることが、最も大切だと考えています。
現在、ワタミの外食店舗での清掃や仕込み、宅食営業所での事務補助、「ワタミ手づくり厨房」での製造・荷受け・事務補助などの仕事に従事しています。
取り組み | 実績(2024年3月末日時点) |
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障がい者雇用率(法定雇用率2.3%) | 2.7% |
● シニア活躍推進
ワタミグループでは、外食、宅食、食品工場などで60歳以上の方々が多数活躍しています。「高齢者が健康に働ける社会」の実現に向けて、これまでの経験や知識を活用していきいきと働く環境を提供してまいります。
取り組み | 実績(2024年3月末日時点) |
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60歳以上の雇用者数 | 816名 |